2017.08.23

『サマー・ナイト』 ウディ・アレン

82年。撮影/ゴードン・ウィリス。
ベルイマン『夏の夜は三たび微笑む』(55)やシェイクスピア『夏の夜の夢』が元ネタであるそうな、セックス・コメディ/艶笑劇。
ウディ・アレン映画のミア・ファロー初出演作。今度は「結婚行進曲」。
自然描写の映像美。『天国の日々』(78)や『ゲームの規則』、トリュフォー/ヌーヴェルヴァーグを思い出す。
Posted at 14:59 | 映画(洋画) | COM(0) | TB(0) |
2017.08.23

Re:CREATORS #18 すべて不完全な僕たちは

コンテ/中田誠

アニメ制作協力/ノーマッド、原画/井上敦子、田中宏紀。マガネの「変節」、魔法少女に代わる色物キャラ/ひかゆのリアクション芸。アクション作画は何だか旧AICっぽくて今までの中で一番良かった。
Posted at 14:58 | アニメ(TV) | COM(0) | TB(0) |
2017.08.21

涼宮ハルヒの憂鬱 #20 涼宮ハルヒの溜息I

脚本/谷川流 コンテ、演出/山田尚子 作監/高橋博行

原画/多田文雄。文化祭・自主映画制作編。
09年版は当時通り一遍しか観ておらず、正直かなり忘れているので、今回からの『溜息』は新作を観る様で楽しい。
ハルヒの顔や等身が06年版と異なり、『けいおん!』チックなのは、やはりちょっと気になる。
Posted at 21:30 | アニメ(TV) | COM(0) | TB(0) |
2017.08.19

『スターダスト・メモリー』 ウディ・アレン

80年。撮影/ゴードン・ウィリス。
確かにフェリーニ『8 1/2』や60年代ゴダールのパスティーシュ。『影と霧』(91)同様、映像派ウディ・アレン。
ロマン・コッポラ『CQ』を思い出す。アレン×フェリーニだと自己愛が強過ぎてウザい。
アレンが若くて驚く。若い頃のアレンは知人の某マンガ家にちょっと似ていると思う。
Posted at 18:03 | 映画(洋画) | COM(0) | TB(0) |
2017.08.16

『インランド・エンパイア』 デヴィッド・リンチ

06年。放送中の『ツイン・ピークス The Return』からの流れで何度目かの見直し。
デヴィッド・リンチの「多元変奏曲」、エチュードの集積。デジタルビデオ撮影、クローズアップ、モキュメンタリー的映画。
EDのニーナ・シモン『Sinnerman』はリンチの真骨頂過ぎて何度観ても感動する。
劇中映画の監督役/ジェレミー・アイアンズは何だか篠原俊哉に似ていると思う。
Posted at 12:31 | 映画(洋画) | COM(0) | TB(0) |
2017.08.16

『アリス』 ウディ・アレン

90年。撮影/カルロ・ディ・パルマ。
『カイロの紫のバラ』(85)+『私の中のもうひとりの私』(89)の変奏。ウディ・アレンのミア・ファロー物、晩期。
ファンタジック・ロマンティック・コメディ。躁と鬱が交互。ラストは翌年『影と霧』と同じく旅立ちエンド。
曇天や雨の情景、「ラ・クンパルシータ」が印象的。マザー・テレサのくだりはミア・ファローそのまま。
同年の『ゴースト/ニューヨークの幻』を思い出す。
Posted at 12:29 | 映画(洋画) | COM(0) | TB(0) |
2017.08.15

Re:CREATORS #17 世界の屋根を撃つ雨のリズム

コンテ、演出/林宏樹

今週のサブタイはサザンか。『エヴァ』的カット有り。前半の久し振りなアクションより、後半のキャラ対作者を描く『SHIROBAKO』的メタ展開の方が面白かった。
Posted at 21:26 | アニメ(TV) | COM(0) | TB(0) |
2017.08.15

涼宮ハルヒの憂鬱 #19 エンドレスエイトVIII

コンテ、演出/米田光良 作監/高橋真梨子

ローテも一巡してエンドレスエイト「脱出」編。米田光良は今ドコへ。京アニとしては省エネ設計なエンドレスエイトシリーズの中で、改めて観ても今回の終盤「脱出」パートは際立って力の入った出来だった。
Posted at 21:24 | アニメ(TV) | COM(0) | TB(0) |
2017.08.13

メイドインアビス #6 監視基地(シーカーキャンプ)

コンテ/阿保孝雄

不動卿/動かざるオーゼン役は、一昔前なら榊原良子や小山茉美、あるいは鷲尾真知子だったりするのだろうか。
Posted at 09:41 | アニメ(TV) | COM(0) | TB(0) |
2017.08.13

『ツイン・ピークス もうひとつのローラ・パーマー最期の7日間』 デヴィッド・リンチ

14年。92年劇場版の未公開カット1時間半を再構成。尖った劇場版も悪くなかったが、3時間程度のディレクターズ・カットを作れば良いと思う。
Posted at 00:19 | 映画(洋画) | COM(0) | TB(0) |
2017.08.13

『セプテンバー』 ウディ・アレン

87年。撮影/カルロ・ディ・パルマ。二回観る。
『インテリア』(78)や『私の中のもうひとりの私』(88)と同系統。
一夜の室内家庭劇、セピアの撮影、傑作。限りなく演劇、イギリス映画的。予告の編集も素晴らしい。
チェーホフ『かもめ』、キューブリック『ロリータ』(62)、ハロルド・ピンターを思い出す。
Posted at 00:18 | 映画(洋画) | COM(0) | TB(0) |
2017.08.08

メイドインアビス #5 火葬砲

コンテ/小島正幸

原画/重田智、吉成鋼。深界二層「誘いの森」、監視基地(シーカーキャンプ)到着。5、6時間連続で観ても楽しそう。
オタク的でマニアックな中身と、キャラソンOP&EDの乖離は、何となく一昔前のTVアニメの様だと思う。
あと何だか舛成孝二の『フォトン』(97-99)を思い出す。
Posted at 11:51 | アニメ(TV) | COM(0) | TB(0) |
2017.08.08

『笑い話・別れ話・割り切れない話』 青年団若手自主企画vol.70 笠島企画

作、演出/笠島清剛。小竹向原駅/アトリエ春風舎。¥2,000。
平日19:30開演、約75分。鄭亜美嬢が目当てで観る。アトリエ春風舎は何だか地点の京都/アンダースローに似ている。
税理士事務所内でのラブコメディ、青春グラフィティを描く三話連作短編集。平田オリザ+城山羊の会+東京サンシャインボーイズ?
錯綜する関係図&時系列、幕間の片付け小芝居、電卓フェチ。青年団のミア・ファローで猫娘/鄭亜美嬢の百面相萌え。
村田牧子、坂倉花奈、折舘早紀もそれぞれ印象的。芝居自体も上演規模に対して非常に充実度が高く、今年観た中でもトップクラスの面白さだった。
本作も踏まえ来年以降の観劇選考基準を再考中。


笑い話・別れ話・割り切れない話
Posted at 11:48 | 演劇 | COM(0) | TB(0) |
2017.08.04

『ラジオ・デイズ』 ウディ・アレン

87年。撮影/カルロ・ディ・パルマ。虚実混交の自伝的少年時代を描くアメリカンホームドラマ。
確かにウディ・アレン版『アマルコルド』(73)か。「古き良きアメリカ」、ラジオの此岸/彼岸、第二次大戦中の狂騒。
60年代ゴダールやデヴィッド・リンチ『マルホランド・ドライブ』を思い出す。
Posted at 10:25 | 映画(洋画) | COM(0) | TB(0) |
2017.08.04

『葛城事件』 赤堀雅秋

16年。13年の上演作を作、演出の赤堀雅秋自身が映画化。
「バラが咲いた」(マイク眞木)、「3年目の浮気」(ヒロシ&キーボー)。
前作『その夜の侍』(12)に比べ向上しているが、赤堀の場合、やはり映画<演劇。
舞台での開放感は乏しくなり、偏狭で生硬な空間の連続に変わるのがマイナス。
10年『アウトレイジ』や06年『松ヶ根乱射事件』を経ても未だ三浦友和の無頼漢役は違和感がある。
万田邦敏『接吻』(08)を思い出す。
Posted at 09:41 | 映画(邦画) | COM(0) | TB(0) |
2017.08.04

『名探偵コナン 業火の向日葵』 静野孔文

脚本/櫻井武晴 コンテ/静野孔文 コンテ協力/寺岡巌 大畑晃一 工藤隆光 永岡智佳
演出/静野孔文 永岡智佳 菅井嘉浩 竹下健一 矢野孝典
キャラデ、総作監/須藤昌朋 デザインワークス/小川浩
作監/清水義治 野武洋行 岩佐裕子 中島里恵 広中千恵美 高橋成之 堀内博之 かわむらあきお
作監補佐/山中純子 岩井伸之 安藤義信 佐々木恵子 福永智子 川口隆 水村良男 大島美和

15年。原画/森久司、寺岡巌。妻と5月から約3ヶ月掛けての個人的劇場『コナン』特集も本作で一旦〆。
『純黒の悪夢(ナイトメア)』の前年、静野孔文時代、怪盗キッド編。
確かに『コナン』と言うより劇場版『まじっく快斗』。プロットの収拾は尻窄みで破綻気味。
静野『コナン』は寺岡巌コンテ+森久司原画の印象であり、ド派手な超人的アクションは凄くてカッコ良かった。
前半、旅客機からの落下アクションは新房昭之『ネギま!?』(06)かと思った。
後半、蘭姉ちゃんの空手怪力ネタがウケる。あと逆噴射萌え。


今回観た『コナン』映画は以下の計12本。

97年 時計じかけの摩天楼
98年 14番目の標的(ターゲット)
99年 世紀末の魔術師
00年 瞳の中の暗殺者
01年 天国へのカウントダウン
02年 ベイカー街(ストリート)の亡霊
03年 迷宮の十字路(クロスロード)
06年 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)
09年 漆黒の追跡者(チェイサー)
13年 ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE
15年 業火の向日葵
16年 純黒の悪夢(ナイトメア)


個人的『コナン』映画のトップ3は、

1 世紀末の魔術師
2 ベイカー街(ストリート)の亡霊
3 天国へのカウントダウン

通天閣の怪盗キッド、バーチャルなデス・ゲーム、超高層ビル火災スペクタクルを描くこだま兼嗣のアニメ職人芸。
2017.08.03

『ウディ・アレンの影と霧』 ウディ・アレン

91年。撮影/カルロ・ディ・パルマ、音楽/クルト・ヴァイル「三文オペラ」。購入したDVD-BOXで観る。
サイレント映画、フィルム・ノワール、ラング、ウェルズ、フェリーニ、カフカ等のパスティーシュ(文体模倣)。
『カイロの紫のバラ』(85)の変奏。「影と霧」(Shadows and Fog)とは言い得て妙。
トリアー『ヨーロッパ』(91)やソダーバーグ『さらば、ベルリン』(06)を思い出す。
Posted at 23:21 | 映画(洋画) | COM(0) | TB(0) |
2017.08.01

Re:CREATORS #16 すばらしい日々

コンテ、演出/佐藤清光

サブタイはユニコーンの楽曲か。最終決戦前の温泉回で、場所が大江戸温泉物語ってのは悪くない。
『Fate』+『スパロボ』+『SHIROBAKO』。何だかんだで『アルドノア・ゼロ』より面白いと思う。
Posted at 07:17 | アニメ(TV) | COM(0) | TB(0) |
2017.08.01

『鳥の名前』 赤堀雅秋

作、演出/赤堀雅秋、企画製作/コムレイド。下北沢/ザ・スズナリ。指定席一般¥5,500。
土曜14:00開演、途中休憩無しの約1時間50分。超満員の殿堂ザ・スズナリで妻と観る。
今年頭に観た前作『世界』の続編と言うか延長線上と言うか、いつもの赤堀千葉話。長塚圭史/阿佐ヶ谷スパイダースと同様の男子演劇。
良い意味で、のんべんだらり。山無し、オチ無し、意味無しの日常/非日常。
迂遠で煩雑な群像劇。因果律や倫理観の転倒、脱臼、相対化。
豪華なキャスティングの割に構想の生煮え、習作感。昨年の事件を元にした様な後半場面は疑問も。
超満員に加えて空調が控え目だった所為か、キャストや内容の所為か、場内は「とにかく暑かった」(by根本宗子)。
近年観た赤堀演劇の中では15年『大逆走』や16年『同じ夢』の下かも。やはり初期の北野武映画を思い出す。赤堀の描くキャラや台詞、ダイアローグが好き。
狂言回しの新井浩文や山本浩司、アクセントの根本宗子や井端珠里など、個性派キャスト陣の中でも演劇畑の赤堀以下、荒川良々(大人計画)、村岡希美(ナイロン)が素晴らしく、全裸サウナのストップモーションやジュディ・オング「魅せられて」のカラオケも良かった。
中国系ヤクザ役の水澤紳吾は今回覚えた。新井浩文は時折ダンカンに見える。


鳥の名前
Posted at 07:15 | 演劇 | COM(0) | TB(0) |
2017.07.31

メイドインアビス #4 アビスの淵

コンテ、演出/飯野慎也

原画/吉成鋼。深界一層「アビスの淵」編。相変わらず面白い。黒笛ハボルグ(稲田徹)のキャラも良い。『魔神英雄伝ワタル』の創界山や『聖剣伝説』を思い出す。
Posted at 07:18 | アニメ(TV) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.29

『名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)』 こだま兼嗣

副監督/西森章 脚本/古内一成
コンテ/こだま兼嗣 西森章 演出/佐藤千春 喜多幡徹
キャラデ、総作監/須藤昌朋 デザインワークス/神村幸子
作監/山中純子 作監補/牟田清司 糸島雅彦
アクション作監/清水義治 レイアウトチェッカー/清水義治 佐藤千春

03年。京都(&大阪高校生探偵)編。こだま兼嗣時代の最後(しかも異例の副監有り)だけにテンションだだ下がりだったのか、TVSP並みの出来。
みやむーは悪くない。CGのバイクアクションは『イニD』で、劇伴は何だか『がんばれゴエモン』の様だった。
2017.07.25

『ブロードウェイと銃弾』 ウディ・アレン

94年。撮影/カルロ・ディ・パルマ。約20年振りの見直し。名画。
『ファーゴ』(96)や『アンダーグラウンド』(95)、『エド・ウッド』(94)等と同じく思い出の1本。
1928年ブロードウェイ、ウディ・アレンの美しきクリシェ遊戯。
ポール・トーマス・アンダーソンを先取り。『バートン・フィンク』(91)や三谷幸喜『ラヂオの時間』(93-97)、『笑の大学』(94-)も思い出す。
Posted at 19:51 | 映画(洋画) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.24

THE REFLECTION ザ・リフレクション #1 セレモニー

コンテ/長濵博史 演出/そ~とめこういちろう
総作監/山田正樹 作監/佐藤浩一 大塚八愛 中島里恵 小林利充 戸倉紀元

原作/スタン・リー、長濵博史。04年『ジパング』以来のスタジオディーンで馬越嘉彦キャラデ、『タイバニ』や『サムライフラメンコ』からの山田正樹総作監。
1話から総力戦なのか。テンポも悪く、名立たる長濵博史アニメの初回とは思えない程の微妙クオリティ。そもそもアメコミが苦手なので初回切りする。
Posted at 21:57 | アニメ(TV) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.24

メイドインアビス #3 出発

コンテ/小島正幸

ちょっと駆け足気味の展開だが、やはり面白い。オタク版『母をたずねて三千里』と言うか、何だか『パルムの樹』を思い出す。
Posted at 21:54 | アニメ(TV) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.24

『名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)』 こだま兼嗣

脚本/古内一成 コンテ/佐藤真人 松園公 こだま兼嗣
演出/佐藤真人 演出助手/矢野篤 石井和彦
キャラデ、総作監/須藤昌朋 デザインワークス/石野聡 土肥まさこ 森木靖泰 宍戸久美子
作監/石野聡 糸島雅彦 牟田清司 宍戸久美子 兵頭敬 清水義浩 星名靖男
レイアウト/牟田清司 河村明夫 宍戸久美子 櫻井美知代

98年。原画/小松原一男、道籏義宣、西見祥示郎、横堀久雄、板垣伸、桝田浩史、千明孝一、大塚健。
毛利小五郎編で、こだま兼嗣定番の一点集約型構成。劇場『コナン』の出来としては中途半端と言うか、未だ試行錯誤の段階。
犯人役の声優が出オチ。あと前年の『時計じかけの摩天楼』に続いて犯人が爆弾魔過ぎる。終盤の回り込みは良かった。
2017.07.23

涼宮ハルヒの憂鬱 #16 エンドレスエイトV

コンテ、演出/石原立也 作監/池田和美

圧縮構成と増えるアドリブ。石原立也回にしては微妙だけど、回転ジャングルジムやラストの茶店4回リピート、時計回りは面白かった。
Posted at 22:37 | アニメ(TV) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.22

『男性の好きなスポーツ』 ハワード・ホークス

64年。製作/ハワード・ホークス、音楽/ヘンリー・マンシーニ。
後期ハワード・ホークス、幻のスクリューボール・コメディ。タイトルはナイロン100℃、04年本公演の元ネタ。
「ワルキューレの騎行」。無茶苦茶過ぎて傑作。熊のくだりは思わず噴く。
Posted at 14:14 | 映画(洋画) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.22

『イヌの仇討(あだうち)』 井上ひさし/東憲司

「元禄十五年壬午(一七〇二)十二月十五日の、七ツ時分(午前四時頃)から夜明け時分(午前六時頃)まで。
本所、諸宗山無縁寺回向院裏の吉良屋敷。もっと詳しくは御勝手台所の炭部屋兼物置。」

作/井上ひさし、演出/東憲司。新宿/紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA。
全席指定¥7,000。祝日13:30開演、休憩15分、計2時間30分。声の出演/辻萬長、たかお鷹。
録画で観た三谷幸喜『吉良ですが、なにか?』(14)からの流れで以前から興味があり観る、今年の井上ひさし/こまつ座。
初演は88年(昭和63年)。井上版『忠臣蔵』、吉良上野介側の事情、実質は完全密室の一幕物。御上の「イヌ」を叩き斬る大石内蔵助。
井上『藪原検校』(73)や『小林一茶』(79)、三谷『総理と呼ばないで』(97)等と同様の構造ながら、長らく再演されなかったのが頷ける出来。
初の井上戯曲だから気負い過ぎたのか、鵜山仁より地味で単調な演出。前半は仕事疲れもあって例の如く寝落ちしかける。
キャストの中では三田和代の安定感が際立ち、『泳ぐ機関車』で主演だった大手忍(劇団桟敷童子)は後から気付く。


イヌの仇討
Posted at 14:12 | 演劇 | COM(0) | TB(0) |
2017.07.19

『インテリア』 ウディ・アレン

78年。脚本/ウディ・アレン、撮影/ゴードン・ウィリス。
『アニー・ホール』の翌年であり、86年『ハンナとその姉妹』同様の三姉妹物、ケラリーノ・サンドロヴィッチ『わが闇』の元ネタ。
酷く陰鬱で生硬なベルイマン的習作。描き方次第ではもっと面白くなりそう。
前髪ぱっつん眼鏡のメアリー・ベス・ハートは、何だか後年のミア・ファローに似て悪くなかった。
Posted at 22:07 | 映画(洋画) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.19

プリンセス・プリンシパル #2 case1 Dancy Conspiracy

コンテ/詩村宏明

時系列シャッフル構成か。何となく話の底が知れたので、二話切りするか思案中。
Posted at 22:07 | アニメ(TV) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.16

メイドインアビス #2 復活祭

コンテ/小島正幸 演出/森賢
OPコンテ、演出/中村亮介

プロダクション協力/ぎふとアニメーション。何だか『ポポロクロイス物語』や『灰羽連盟』を思い出す。
Posted at 19:51 | アニメ(TV) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.16

涼宮ハルヒの憂鬱 #15 エンドレスエイトIV

コンテ、演出/高雄統子 作監/植野千世子

何となく『CLANNAD』や『けいおん!』っぽいと思ったら、高雄&植野回だった。
Posted at 19:46 | アニメ(TV) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.16

『ゲームの規則』 ジャン・ルノワール

39年。ヌーヴェルヴァーグ、ネオレアリズモの源流。泣く子も黙る蓮實重彦、至上の1本。
曽根中生『白昼の女狩り』(84)や、フェデリコ・フェリーニ『甘い生活』(60)の元ネタなのか。マックス・オフュルス『輪舞』(50)も思い出す。
Posted at 19:46 | 映画(洋画) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.15

『カイロの紫のバラ』 ウディ・アレン

85年。脚本/ウディ・アレン、撮影/ゴードン・ウィリス。
ケラリーノ・サンドロヴィッチ『キネマと恋人』の原案。メタ映画、ファンタジック・ロマンティック・コメディ、現実認知の物語。
クラシックな劇中映画は如何にもそれらしく、同時期のウディ・アレン映画と同様、ミア・ファローが良い。
個人的には『ハンナとその姉妹』や『私の中のもうひとりの私』の方が好き。
Posted at 21:28 | 映画(洋画) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.15

『シン・ゴジラ』 庵野秀明

16年。妻と録画で見直し。肩ポン、水ドン萌え。妻は電車と蒲田くんが好き。
二大ヒロインである市川実日子、石原さとみが登場すると一気に画面が華やぐ。「巨災対」の津田寛治、塚本晋也、高橋一生の怪演も良い。
本作の松尾諭を観ると、『帰ってきたウルトラマン/マットアロー1号発進命令』の武田康廣を思い出す。
Posted at 21:24 | 映画(邦画) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.15

『(秘)女郎市場』 曽根中生

72年。原作/荒木一郎、脚本/田中陽造。購入したDVDで見直し。日活ロマンポルノ史上、曽根、田中の最高傑作の1本。
アナーキーなスラップスティック・コメディ、艶笑時代劇。ラストの鈴木清順的な赤からの大八車、青空も素晴らしい。
Posted at 21:22 | 映画(邦画) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.13

魔法陣グルグル #1 旅立ち!ジミナ村!

脚本/朝比奈ゆう 奥居久明 コンテ、演出/げそいくお

OPコンテ、演出/博史池畠、原画/後藤隆幸、西尾鉄也。16年『灰と幻想のグリムガル』以後で観る『魔法陣グルグル』(92-)。
テンポは速めだが、良くも悪くも原作のテイストをそのまま再現。ファミコン時代『ドラクエ』ネタは最早辛いのでは。
もろ『グルグル』世代ではあるけれど、今季は『アビス』があるから観なくて良いと思うので、初回切りする。
Posted at 22:18 | アニメ(TV) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.13

Re:CREATORS #14 ぼくらが旅に出る理由

コンテ/相浦和也

制作協力/ZEAL VISION。サブタイは小沢健二。OP、EDリニューアル。
あおきえい/コンテ、演出による新ED含めて、今週は『SHIROBAKO』だったか。
「エリミネーション・チェンバー・フェス」の展開は、何だか新井英樹の『ザ・ワールド・イズ・マイン』を思い出す。
Posted at 22:16 | アニメ(TV) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.13

ボールルームへようこそ #1 小笠原ダンススタジオへようこそ

脚本/末満健一 コンテ、演出/板津匡覧
総作監/千葉崇洋 作監/千葉崇洋 名倉智史 アクション作監/向田隆

原画/鈴木美千代。板津匡覧のTV初監督作なので観る。
少年マンガ版『Shall we ダンス?』、今季の作画アニメ枠か。『ハイキュー!!』や『Free!』を思い出す。
岸田隆宏キャラデをそのまま動かした様な作画クオリティは凄かったけれど、コンテや演出は普通だし、大した話も無さそう。
『ユーリ!!! on ICE』#1程の充実感やインパクトは無かった。初回切りする。
Posted at 22:14 | アニメ(TV) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.13

プリンセス・プリンシパル #1 case13 Wired Liar

脚本/大河内一楼 コンテ/橘正紀

3Hz×アクタス。スチームパンクで、ロリ少女達のスパイ物。
『革命機ヴァルヴレイヴ』(13)や『甲鉄城のカバネリ』(16)に続く大河内一楼のオリジナルは、やはり初回に限れば悪くない。
独特の台詞回し、スピーディーな展開、『攻殻』仕込み橘正紀のアクション演出も良かった。
久し振りに梶浦由記らしい音楽をアニメで聴いた様な。何だか『R.O.D』を思い出す。取り敢えず様子見する。
Posted at 22:12 | アニメ(TV) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.11

『雪の断章-情熱-』 相米慎二

85年。見直し。笠置シヅ子「買物ブギー」。相米版『田園に死す』か。
Posted at 23:57 | 映画(邦画) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.11

将国のアルタイル #1 犬鷲の将軍

脚本/高木登 コンテ/古橋一浩

古橋一浩×MAPPAなので観る。妻曰く、『アビス』の方が断然面白い。
話の導入やその構成に問題があるのでは。初回切りする。
Posted at 23:56 | アニメ(TV) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.11

メイドインアビス #1 大穴の街

脚本/倉田英之 コンテ/小島正幸 演出/垪和等 作監/黄瀬和哉

原画/吉成鋼。小島、倉田、黄瀬、吉成等の豪華スタッフによる劇場クオリティ。
黄瀬がI.G以外でキャラデするのは相当珍しいのでは。
『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』や『風来のシレン』を思い出す。
世界観や細部の造形が凄い。チビキャラが可愛くて萌える。継続して観る。
Posted at 23:53 | アニメ(TV) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.09

涼宮ハルヒの憂鬱 #14 エンドレスエイトIII

コンテ、演出/三好一郎

引き続き見直し中。三好回にしては普通。何だか毎週同じアニメを観ている様な気がする。人生はエンドレスエイトだ。
Posted at 22:08 | アニメ(TV) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.09

『山の音』 成瀬巳喜男

54年。原作/川端康成、脚本/水木洋子。
裏・小津、あるいは小津と溝口の中間。川端とは異なるのでは。
『変態家族 兄貴の嫁さん』を思い出す。
原節子の鼻血がエロくて、杉葉子が可愛い。鎌倉邸宅前の景観も良い。
Posted at 22:07 | 映画(邦画) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.09

『ハンナとその姉妹』 ウディ・アレン

86年。脚本/ウディ・アレン、撮影/カルロ・ディ・パルマ。
二回観る。ウディ・アレンの三姉妹物。マンハッタン中年三姉妹恋愛模様、人間喜劇。
マルクス兄弟『我輩はカモである』。撮影やセットデザイン、ロケーションが良い。
アルノー・デプレシャンや、『アイズ ワイド シャット』(99)を思い出す。キューブリックはウディ・アレンを参考にしたのだろうか。
Posted at 22:05 | 映画(洋画) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.06

『スクラップ集団』 田坂具隆

68年。原作/野坂昭如。森崎東『ロケーション』(84)に続いて知人に薦められたので、借りたDVDで観る。
主演/渥美清、露口茂、小沢昭一、三木のり平。日活出身の田坂具隆(02~74)が松竹で撮った遺作。
『男はつらいよ』の第1作は翌69年か。寓話的重喜劇/ブラックコメディの怪作。宮本信子、奈美悦子が若い。
『太陽の墓場』は60年、『豚と軍艦』は61年、『ウイークエンド』は67年、『どですかでん』は70年か。あと『ニンゲン合格』も思い出す。
Posted at 08:13 | 映画(邦画) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.05

『ルパン三世 VS 名探偵コナン THE MOVIE』 亀垣一

脚本/前川淳 コンテ/亀垣一 青山剛昌 演出/西澤晋 大庭秀昭 菱川直樹
キャラデ、総作監/平山智 須藤昌朋 メカデ/佐野隆史 小田康裕
作監/八崎健二 清水義治 牟田清司 岩佐裕子 ふくだのりゆき 石川真理子 石川慎亮 芳尾英明 和田卓也
メカ総作監/亀垣一 メカ・エフェクト作監/田中誠輝 小田康裕 作監補佐/高鉾誠 小松真梨子 大澤正典

13年。原画/道籏義宣、清水洋、本橋秀之、西澤晋、平野俊貴、友永和秀、渡部圭祐、亀垣一。
16年『純黒の悪夢(ナイトメア)』同様、御薦めして頂いたので妻と観る。
09年TVSPの実質続編。渡部圭祐原画と思われる冒頭のアクションがとにかく眼福。
ルパン対コナンなのに、怪盗キッドで始まり怪盗キッドで終わるのは如何なものか。
ルパンサイドとゲストキャラデのダサさや、尺の長さを除けば、生き生きした掛け合いが楽しくて、小ネタも多い。
予想外に静野孔文や山本泰一郎による近年の劇場『コナン』より優れた部分もあったと思う。
2017.07.04

『キューティーハニー』 庵野秀明

04年。見直し。『シン・ゴジラ』の庵野秀明、00年代前半低迷期の快(怪)作であり、サトエリ&倖田來未のPV。
市川実日子の秋夏子がやはり凄く良い。神谷誠、山賀博之のカメオ出演に今回気付く。
Posted at 20:52 | 映画(邦画) | COM(0) | TB(0) |
2017.07.04

活撃/刀剣乱舞 #1 出撃

コンテ、演出/白井俊行

原作/DMM GAMES、ニトロプラス。『ゴッドイーター』再び? 腐女子枠、ゲームのPV仕様。イケメン版『サクラ大戦』なのか。
クオリティは高いが、生活感が皆無で、大した話も無さそう。原恵一が監督なら面白かったのではと思ったり。初回切りする。
Posted at 20:50 | アニメ(TV) | COM(0) | TB(0) |